Lesson8-2 スープジャーの活用のポイント

スープジャーは、本体に真空の断熱層を作って保温効果を上げたした保温容器のことで、本来あたたかいスープやシチューなどをお弁当のように持ち歩けるようにしたものです。今、そのスープジャーを保温容器としてだけでなく、保温中に調理もしてしまうというスープジャーの使い方が注目を集めています。

Ozgur Coskun/Shutterstock.com

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スープジャーの一番のメリットは、お弁当作りの手間が短縮されるにも関わらず、お昼にはおいしくいただけることでしょう。食材と熱湯を入れてふたをするだけですので、お弁当のように見栄えも考えつつ詰める必要がありませんじっくりと時間をかけて煮込まれることになるので、野菜なども積極的にとれますし、食材によっては味がしみておいしくなります。

魔法瓶構造なので、保温性が高いことも大きな利点です。温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいままいただけますから、スープやおかずだけではなく、冷たいデザートも持ち歩くことができます

もちろん、お弁当以外のシーンでも大活躍してくれます。受験生や、遅い時間に帰宅する家族のために利用することもできますので、1つで何役もこなしてくれるわけです。

 

使用する際の注意

スープジャーのレシピは、さまざまなWEBや本で公開されていますので、何を作ろうかという心配はないはずです。それを利用すればよいのですが、注意すべきことがいくつかあります。

Iuliia photographer/Shutterstock.com

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メーカーによって若干機能が異なる

容量や仕様によって保温時間などが微妙に異なりますので、レシピで使われているスープジャーが自分の持っているものとどの程度の違いがあるのかを、あらかじめ理解しておいたほうが良いでしょう。

②入れる具材やスープなどの量

また、入れる具材の量やスープなどの量に注意しないと、ふたを閉めるときに中味があふれる原因となります。どのスープジャーにも、内側に上限の線が引いてありますので、それを目安にしましょう。ふたと飲食物の表面との間に少なくとも1cm程度のすきまが必要です。

③ジャーの中を適正な温度にしておく

保温効果を上げるためには、調理前にちょっとした手間をかけておきます。温かいものを入れるときには熱湯を、冷たいものを入れるときには冷水を入れて、容器のなかを適切な温度にしておくようにすると、効果が長続きします。スープジャーを上手に使いこなすコツでもあるので、使用前にはぜひこの手間をかけましょう。

④作ってから3~6時間を目安に食べる

保温効果があると入っても、仕組みは魔法瓶と同じですから限界があります。メーカーによっても、保温効果は微妙に異なりますが、だいたいスープジャーに入れてから、3~6時間以内に食べるようにしましょう。調理したものを保存したい場合には、別に適切な容器に入れ替えて保存してください。

⑤具に生のものは出来るだけ使用しない

調理をかねて利用する場合でも、具に生ものは極力使用しないようにします。これらの具は、必ずレンジなどで加熱処理をしてから入れましょう。

⑥乳製品は基本的にNG

牛乳や生クリームなどの乳製品もそのまま直接入れるべきではありません。事前に良く加熱して作ったスープに含まれる乳製品やしっかり冷やしたものならほぼ大丈夫ですが、こちらも5時間以内に食べきるようにします。

⑦その他のポイント

スープジャー本体を冷蔵庫に入れる際は、ふたを外し軽くラップをして保存します。またほとんどのスープジャーは本体は食器洗い機は使用できないので注意しましょう。

 

言うまでもありませんが、スープジャーの容器ごと電子レンジで加熱することはできません。危険ですので絶対にやらないようにしてください。

 

■Lesson 8-2 まとめ■

  • 保温や保冷効果だけではなく、朝に材料を詰め込んでおけばお昼には出来上がっているというような機能性の高さから「スープジャー」が人気になってきた。
  • スープジャー用のレシピが多数あるが、同じスープジャーでもメーカーによって若干機能が異なるため、よく確認して使うことが大切。
  • 具に生ものは使用しない、牛乳や生クリームなどの乳製品もそのまま入れないなど、正しく使う必要がある。