ちょっと格式のあるような改まったシーンや、職場の上司などをお招きするようなときには、お味噌汁よりもお吸い物が品が感じられおすすめです。
お吸い物で本格的な和のおもてなし
お吸い物というと手間がかかりそうなイメージがありますが、Lesson6でご紹介した「はまぐりのお吸い物」や「菊花豆腐のお吸い物」などのように、簡単なものも少なくありません。
お吸い物は、味はもちろんのこと、香りや見た目、季節感を損ねないことが大切です。旬の野菜や木の芽、果物などを使って、彩りを考えて盛り付けましょう。また、可愛らしい色使いの麩などを使うのも一つの方法です。
季節ごとの素材を使った一品をマスターしておくと、どんなときにでも対応できるでしょう。
また、かまぼこや野菜などの「飾り切り」をいくつかできるようにしておくと、平凡な具材でも立派な引き立て役になります。
また、お吸い物の場合には、やはり漆器のお椀を用いたいものです。
漆器は扱いが難しいので保管などには注意が必要ですが、漆器の赤や黒い色は、お吸い物をおいしく美しく見せる効果があります。お吸い物の器だけ立派なものというわけにはいきませんので、お箸やご飯茶碗などとのバランスも考えて準備します。
Lesson1で述べたように、日本の汁物はご飯と一緒にいただくことが前提です。ご飯をおいしく炊くことも大切ですので、お吸い物だけに神経を集中することのないようにしましょう。
■Lesson 8-8 まとめ■
- 少し格式のあるような改まったシーンや、職場の上司などをお招きするようなときには、お味噌汁よりもお吸い物が無難である。
- お吸い物は、味はもちろんのこと、香りや見た目、季節感を損ねないことが大切です。旬の野菜や木の芽、果物などを使って彩りを考えて盛り付ける。
- かまぼこや野菜などの具材を立派な引き立て役にできるよう「飾り切り」をいくつかできるようにしておくと良い。

