スープコラム1で少し学んだブルガリアの伝統料理のタラトル。ブルガリアの伝統料理というとなんだか難しそうですが、実はとても簡単に作れる夏にぴったりのスープです。
タラトル
タラトル、またはタラトール(таратор / Tarator)とよばれるこのヨーグルトスープは、ヨーグルト、キュウリ、ニンニク、クルミなどを原材料とする冷たいスープです。ブルガリア、マケドニア共和国の代表的な料理で、ギリシャやトルコにも、実は良く似たスープがあり、それぞれザジキ、ジャージクと呼ばれています。
夏になると40度を超える暑さとなるブルガリアでは、この時期毎日のようにこのタラトルが食卓にのぼります。しかし、夏でなくともほとんど毎日食べられるご家庭もあるのだとか。本当に伝統が現代にも息づいているのですね。
火を入れずに作れるので、蒸し暑い日本の夏にも最適です。またポイントとなるハーブは、本来はディルを加えるのが正統派ですが、しょうがのすりおろしやみょうがの千切り、大葉の千切りなどを加えて和風のアレンジにしても美味しく頂けます。
器の選び方、盛りつけ次第でいろんな表情を見せてくれるのも、冷製スープの魅力です。グラスに注いでおもてなし仕様にも、お子様と一緒に顔をかいて楽しみながら食べることもできます。
≪材料(2人分)≫
- プレーンヨーグルト:約200g
- キュウリ:1/2本
- にんにく:ひとかけら
- くるみ:ひとつかみ
- オリーブオイル:少々
- 冷たい水:500〜600ml
- 塩:適量
- ディル:お好みで
≪作り方≫
- キュウリとディルを洗い、にんにくの皮をむきます。
- キュウリをみじん切りかすりおろしに、にんにくもみじん切りかすりおろしに、ディルをみじん切りにします。(ブルガリアでもこの方法は家庭によって異なるため、お好みの方法で)
- 刻んだ材料を、用意しておいたボールにいれます。
- ボウルに塩をふり入れ、ヨーグルトを加えたら、それらをしっかりと混ぜ合わせます。
- ④に少しずつ水をいれ、お好みの滑らかさになるまで調整します。
- ⑤にオリーヴオイルを回しいれ、細かく刻んだクルミものせます。ここで混ぜるかどうかはお好みで。
タラトルの完成です。
■Lesson4-8 まとめ■
- タラトルはブルガリア、マケドニア共和国の代表的な料理だが、ギリシャのザジキやトルコのジャージクなど、他国にも似た料理が存在する
- 夏にぴったりのヨーグルトスープのタラトルは、ハーブをアレンジすることで和風の味付けにすることも可能。

